新聞が作られるまで
3工場合わせて、毎日175万部以上の新聞を印刷。新聞社から紙面データが届き、工場で印刷され、読者へ届くまでのプロセスを紹介します。
3工場合わせて、毎日175万部以上の新聞を印刷。新聞社から紙面データが届き、工場で印刷され、読者へ届くまでのプロセスを紹介します。
中日新聞社で編集された紙面データは、ネットワーク網を通して各工場のコントロールセンターに転送。印刷の工程はいずれも、コンピューターで集中管理されます。
CTP(ダイレクト製版機)で、紙面データを印字したアルミ版(刷版)を作成。同工程は完全自動化されており、記事が印字されたアルミ版は輪転機へと運ばれます。
刷版を輪転機に取り付け、インキと水を供給しながら高速で印刷。高品質な新聞を安定して印刷するには、印刷部員それぞれの知識と技術が必要になります。
機械の自動調整だけでは、安定した高品質の紙面を保つことはできません。色ムラ、版ズレがないかどうか、人の手と目を使って繰り返し確認が行われます。
輪転機が稼動していない時間を使って、機械の整備が行われます。時に油にまみれながら作業することもありますが、きれいな新聞を印刷するために調整を欠かしません。
刷り上がった新聞は発送梱包室に集められ、トラックに積み込み各販売店へ。新聞が販売店に到着した知らせを受けるまでが、私たちの仕事です。